続・香港問題



www.huffingtonpost.jp

 

主催団体は、今回のアクションで声明文を発表。日本政府に対し、人権侵害への調査に加え、在日香港人の在留期限の延長や、日本への移住などをしやすくする措置など6点を要請した。 

 

改善可能な点は要請して悪いものじゃないだろうけど。

ただ国外の問題について自国の政府を頼りにするというのは全体的な方向性として違う気がするけどな。

それは国が違う以上、国家が何かをすればそれは国家間の問題に発展していってしまうので、逆にいえば個人レベルでしか解決できない問題なんじゃないのかな。

中国を誰も止められないのは経済力に起因しているのであれば、私たちができるのはやはり消費者としての行動しかないのでは。

 

最近、消費と行動を分離して考えるところにあらゆるバグが潜んでいる気がしている。

安価な居酒屋を利用しながらも、ブラック企業や過労死問題を非難するとか。

ウーバーを利用しながらギグエコノミーの搾取構造を避難するとか。YouTubeを日々楽しく見ながら犯罪行為をネタにするYouTuberを非難するとか。

Macで起動したブラウザでAppleの無茶な訴訟を笑うとか。

それらは全部繋がっているのでは。

じゃあ全てを正していくと何もサービスを利用できなくなりますね。

それもまたバグなんですよ。

バグというか、そのようにハメ込まれているといったほうがいい。

田舎に引きこもって自給自足生活を始めますか。

でも何事も完璧にできなければ意味がない、ということは決してないと思う。

私はこの問題は回り回った消費者の選択の問題だと思っているんだけど、つまり企業や国家が経済活動で何かを売ったりして生計を立てている以上、消費と社会問題を分離して表面的に吹き出ている事案だけ語ることは意味がないどころか有害でさえあるのでは。それらのつけを回り回って香港の人々が今、払っているような気さえする。

そして香港の問題を政治の問題にしてしまうと問題が本質から逸れる気がしてならない。本来個人の選択から連続して発生している事象を、国家間の問題にしてしまっていいんだろうか。それはただ現実の構造から目をそらしているだけなのでは。

 

anond.hatelabo.jp

 

ただの1サンプル記事なんだけど大学生でさえこんな、というのは結構驚きますね。

学歴と人権意識は無関係か。お勉強得意と物事に対する見識の広さや深さは、そりゃどの国でも関係ないといえばそうですが。

いくら脳のトレーニングをしても見識がなければそれはただ処理速度の速い計算機でしかない。

 

民主主義については「民主主義はリーダーシップが弱くなる。メリットもあるけど、豊かになったから今のままでいいと思う」

 

人々の意思をより汲み取ろうとすればリーダーシップが弱くなるのはその通りで、独断であるほど意思決定は早い。ある意味トレードオフなんだが、問題は加害性のある行為に対する自浄作用が失われることなんだよね。

それ以外は好きにすればいいというのは、フェミニズムやヴィーガンの問題しかりだが。

じゃあ強大な力を持ち効率主義で利害関係のない他者に対する人権意識が極めて低い国になにをアプローチできるのか。

対外的に加害性のある政策について無関心であることそれ自体が得策ではないと思わせる以外に、やっぱり方法はないんじゃないのかな。もちろんこれは気の長い話なので短期的な解決策にはならない。ただ長い時間をかけてできてきたものを変えるにも長い時間を要する、というのも必然といえばそうか。

つまり合理的に考えて、彼らが変わらないのであれば我々が変わる以外に方法はない、ということだ。