永遠に弾いてられる話



 

ピアノ。

というか、キーボードの話なんですけどね。

ピアノではないか。

セミウェイトの電子キーボードというのはピアノとは程遠い気がする。

申し訳ない。

 

しかし、ようやく永遠に弾いてられるレベルになったね。

そんな話です。

永遠に、というのはつまりブルースの12小節なりジャズの32小節なりをぐるぐると・・・ぐるぐると・・・アドリブするやつです。

質はともかく永遠に遊んでられる状態になるというのは一つの目標だったので、非常に満足です。

それでやって思ったこと。

あ、その前に私は鍵盤を始める前はギターとベース、ドラム経験者です。

それで、鍵盤という楽器が他と決定的に違うのは、2トラックだってことだな。

右手と左手で2トラック同時に弾けると。

これはありえない。

ギターでも昔のブルースなんかだと低音弦でベースを弾きながら高音弦でメロを弾いたりするんだけど、かなり無理がある。制約的に。だから1920年代あたりの人が極めてしまってそっから先がないのかなと思ったりするんだけど。

ブラインド・ブレイクさんとかね。

超絶ですよ。

まあアンプにつないでチョーキングしたほうがウケたって話だと思うけど。

技巧的にもそっちはすでに完成してしまった感はあるかも。

 

そう、それで鍵盤楽器はすごい。

もともとの楽器としての能力が高すぎる。

だから子供とかピアノ教室に通わされて、ピアノ嫌いになるみたいな話を聞くと私はすごくわかるんですよね。

いやなにも習ったことは一度もないけど。

習ってたら99%挫折したと思う。

音楽というもの自体の基礎の理解もなく、なんか小難しい昔のクラシック曲を再現する修行、みたいなのは絶対無理ですよ。苦行では。

だからできる子は本当にすごいんだろうなあ。

いや単純に私からすると難易度が高すぎる。

つまり楽器も2トラックだから。

右手を覚えましょう。次に左手。さあ合わせてやってみましょう。

いやできるかよ。

もっと音楽っていうのは、もっと単純でいいと思う。

3コードでいいと思う。

最初はね。なんなら1コードでもいいよ。

そしてペンタトニックスケールですよ。

これでいいんだよ。

楽しいから。挫折もない。

でもバカみたいに簡単なところから始めるというのは大事だと思うけどなあ。

音楽教育の現在がどうとかは全然知らないけれど。

 

2つのトラックを制御するというのは、私からするとあまりにも難易度が高い。

脳が低音部の動きと高音部を同時に制御する必要があるな。

 

2つのラインがあるということはつまり、アレンジが発生するわけでもあるし。

いやギター一本でもアレンジはもちろんあるか。

それとはまた違って、独立してるんだよね。ある意味一人二役だから。

アレンジを考える必要がある。

ベースラインなのか、コードなのか。途中で変えるとか。

インツーとかウォーキング(はまだ無理だが)とか。

ルートだけか、コードトーンか。

アルペジオでもいいし。

そういうアレンジが発生する。

これは非常になにか作曲的ですよね。

作曲的楽器だ。

歪ませたギターで延々とチョーキングしててもこうはならない。

なる人は・・・凄い人。

ベースとコード、コードとメロディー。

 

うん。そういう話です。特にオチはない。